Winnyよりもこの国のCODEこそ問題では
essaさんの過去のエントリーを通じて、レッシグ氏の至言を発見。
著作権の保護が、創造性を損なうんじゃない。著作権を守る、という考え方そのものは重要だ。問題なのは、「出来損ない」の著作権保護が、創造性をダメにしてしまうという点だ。
とはいえ、今の著作権法が出来損ないであろうが、裁判官が現行法制度の番人である限り、既存秩序を、民主的な手続きによらずして、破壊しようとする人間を黙認できなかった、という判決も理解はできる。
だからこそ、根源的な問題は、Winnyにあるのではなく、裁判官が拠り所としている、この国を動かしている旧態依然としたCODE(法典)ということになる。
同じくレッシグ氏。
「ピアツーピア(P2P)を使った違法なファイル交換を認めることはできないが、P2Pそのものはネットワークの可能性を広げる重要な技術革新。デジタル 技術を使って、より多くの人たちが文化をつくり、共有できるんだということを、専門家だけではなく、一般の人たちにこそ理解してもらう必要がある。アジ テーション? その通りだ」
皮肉にも、47氏(金子さん)は古いCODEを壊そうとするアジテーションがすぎたために逮捕されてしまった。
- 80 名前:47 投稿日:02/04/11 00:26 ID:TuaSESIN main/1018434705.html#89
- 個人的な意見ですけど、P2P技術が出てきたことで著作権などの
従来の概念が既に崩れはじめている時代に突入しているのだと思います。
お上の圧力で規制するというのも一つの手ですが、技術的に可能であれば
誰かがこの壁に穴あけてしまって後ろに戻れなくなるはず。
最終的には崩れるだけで、将来的には今とは別の著作権の概念が
必要になると思います。
どうせ戻れないのなら押してしまってもいいかっなって所もありますね。
- 610 名前:47 投稿日:02/05/29 23:34 ID:InLwR5pp main/1022679290.html#48
- ミ\ 我が名は.”47” /彡
へ ⊂⊃へ P2Pに真のマターリを / 彡゜+ .
/ \∧_∧ ) もたらすものなり / 彡 *
彡 ( ・∀・) ミ\著作権法に異議あり! 彡 :
彡彡 ( つ つ \+゜. . / 彡 ゜* . ゜
丿 ) ミ \ ゜: / 彡 ゜: : *
\ \ /* / * +
ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡 ゜+
ミ \ ⊂⊃ / 彡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄\ ∧_∧ / ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゜: . / / ̄ ( ・∀・ ) ̄\. \ +゜. ⊂⊃
*/ / ⊂ 47 ⊃ \ \ ゜+.へ∧_∧ /\
/ │ / | | |\ │ \ * / (´∀` ) \
/ /│ ミ. (__|__)彡 │\. \゜彡/⊂ ⊂ ) \ ミ
彡 /゜*│ ミ 彡 │ \ ミ 彡 :+ ( ( ミミ
彡/. │ ミ ゜+. 彡 │ +゜ \ ミ +゜.
゜+. \ ミ 彡 / * ゜: :
\ミ ゜* 彡/ ゜+ ゜+ * *
アリガタヤ オオ、47サマ イマコソ マターリヲ ウサン クセーヨ・・・
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ +
( ゜∀゜)( ゜∀゜)( ゜∀゜) (゜∀゜ )(゜∀゜ )(・∀・ ;) ゜+ ゜.
(つ つ(つ つ(つ つ ⊂ ⊂ )⊂ ⊂. )⊂ ⊂ ) *
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しかし、今回の判決は有罪とはいえ、求刑が懲役1年に対して罰金150万円というのは、検察側の敗北に近い量刑だし、判決文の中で相当に被告への理解を示している点に、裁判官の苦渋が読み取れる気がする。
勝手に裁判官の心情を察すると「被告が法廷にお縄で引かれてきてしまった以上、現行の著作権法を前提とすれば、シロかクロかと言われればクロと言うしかない。だけどこの人を白州にしょっ引いてくる必要はあったの?」
裁判所からの「この事件は起訴すべきだったかどうか再検討したほうがいいのではないか」という検察批判メッセージを読み取ることも不可能ではない感じの判決です。(元検弁護士のつぶやき)
とにかく、日本の法律というのは、赤外線センサーがクモの巣状に張り巡らされ、どんな善良な人間も、少しでも手や足を動かせばカラメ手にあうようできている。ひとたび警察に目を付けられたら最後、どんな微罪だろうと別件だろうと逮捕されてしまう。オウム信者や共産党員だったら、ビラを住宅のポストに入れただけで不法侵入罪で逮捕されてしまうように。
一方で、警察のリソースには限りがある。日本人全員が犯罪者であるならば、誰を何で立件するかは、ひとえに捜査当局の裁量に委ねられている。その恣意性こそが捜査当局の力の源泉であるわけで、逆に例えば警察の裏金問題のように「なにを逮捕しないか」という不作為の側の責任を問われることはない。
話がうまくまとまらないけど、今回の判決は、この国の古めかしいCODE、恐竜のように融通の利かないレガシーシステムの深刻さをあぶり出した点で意義があったと思う。
「エルドレッド裁判」の教訓とは、この問題について、一般の人たちが関心を持つようにならなければ、我々に勝ち目はない、ということだ。著作権問題が多くの人たちの関心を引くようになった時、裁判所もまた、この問題を考え始めるだろう。(レッシグ氏インタビュー)
京都地裁や大阪高裁に、このネット上の大反響は聞こえているのだろうか?
最後にessaさん。まずはこっちを読んでもらって、
現実のこの国には「機長」がいません。文化政策の長期ビジョンを作る責任者はいったい誰なのか。47番の男はいったい誰に自分の認識した危機を訴えればよかったのか。圏外からのひとこと(2004-05-12)
CODEを書く人も、CODEを運営する人もみんなスパゲティ状態にフリーズしちゃってて、民主主義的な手続きなんてものを待っていたら、この国は墜落してしまいそうだ。なんたって1000兆円の借金があっても天下り斡旋すら廃止できない国なんだから。
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