February 19, 2006

2ちゃんねると「捜査2.0」 永田メールの偽造見破る

どうやら2ちゃんねらーの手によって永田議員のメールが偽造であることは確定したようだ。

圏外からのひとこと 永田議員はハメられた!
「404 Blog Not Found 堀江メールの真贋鑑定
音極道茶室 堀江被告送金指示メールがガセだと思う4つの理由
ドクター苫米地ブログ 疑惑のメールは、ヘッダー情報を公表すべきだろう

こういう時の2ちゃんねるの「捜査能力」すごすぎ
この文面からこれだけの手掛かりを読み取れるとはねー。
まさに「wisdom of crowd」(集団の知)の本領発揮!眼玉の多さがモノをいう好例だね。エリート検事や警察のブツ読み捜査員にたった1日でここまでできるだろうか?

これからは捜査当局も「WEB上の公開捜査」を取り入れてはどうか?
いくら捜査員たちが優秀であっても少人数で気付くことには限りがあるだろうし。
ことIT関連の知識にかけては、2ちゃんねらーのcrowdの足元にも及ばないだろう。
容疑者が確定した後の指名手配だけじゃなくて、捜査のプロセスでもWEB上の知恵を活用したら、すごい威力を発揮しそうだけど。

名付けて「捜査2.0」!
あるいはオープンソースならぬ「オープン捜査」でもいいか。

それにしても、なんでこんな怪しげなネタに民主党や永田議員が飛び付いてしまったのか?

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January 19, 2006

ホリエモン、今日も粛々と仕事

今日というか昨日(18日)のホリエモンの様子を伝える貴重なブログを発見。
ベンチャー起業の秘訣!無料アイデア付き

それによると、ホリエモンは

「TV出演とか、講演とかキャンセルになったから、逆に時間が出来たんですよ」
「こんな時こそ、仕事に集中しようと思って」
「家宅捜査が入った時間が夜で良かったですよ。朝までに家宅捜査が終わったから、翌日からいつも通り仕事してますよ。お陰で寝不足ですけど。」「お客さんの迷惑にならないように、会社はいつも通り営業してますよ」
「こんな時こそ、粛々と仕事やって、ちゃんと業績伸ばさないと。」

とか話したという。

んー・・・よくも悪くもホリエモンってすげータマだよな。

このブログ書いてる真田さんはホリエモンの友人ということもあってか、ホリエモンの才能を手放しで賞賛してるし、励ましているけど・・・

ライブドアの株主だけじゃなくて、日本、いや世界中で何兆円か何十兆円かしらないけど、時価総額を一瞬にして消失させて、投資は自己責任とはいえ、多重債務を抱えた人がどれだけ出ているかわからないような阿鼻叫喚な世間を尻目に、強がりだとしてもそんな風に平然としていられる精神構造って・・・

ほんとスゲー奴としか言えないよ。やっぱ歴史的な人物だ。

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January 17, 2006

ホリエモンは魔法のランプに帰るのか

 ライブドアとホリエモンに関して、あちこちのブログや掲示板で楽観的な見方もあるようだが、相手は泣く子も黙る東京地検特捜部である。中途半端な手打ちで終わるはずがない。残念ながら、個人的には、ライブドアにもホリエモンにも最悪の結果が訪れるだろうと予想している。
 
 強制捜査に着手した容疑は入り口にすぎないだろうから、本丸がどれだけ奥の深いものなのか。風説の流布とか粉飾決算とかにとどまらず、以前からうわさされている某広域暴力団の武闘派2次団体との関係とか、ITバブル崩壊のときのように、金融マフィア化した闇社会とIT企業のつながりが、最悪の場合出てくるかもしれない。当局は絶対にそこまで視野に入れているだろう。

 こうした黒い噂があながち荒唐無稽だとも思えないのは、最近ライブドアが投資対象としている企業が、カタギの会社だったら絶対手を出さないようなキナ臭い不動産会社だったり決済会社だったりするからだ。業績がいいのかシナジーが見込めるのか知らないけど、あまりにリスキーすぎるでしょ。

 それにしても、サプライズの連続で株主を幻惑させて、時価総額を風船のように膨らませて、リアルな企業を買収するライブドア的経営手法の急所に、いきなり捜査のメスが入った以上、ライブドアは相当苦しいことになるだろう。だって本業のポータルサイト自体は赤字なんでしょ。
 最近は自分の会社の株主から搾取するだけでは飽き足らず、リーマンにMSCBで荒稼ぎされたことを学習して、今度は逆に、あちこちの投資先の会社からMSCBを引き受けて、そこの株主から価値を収奪しているみたいだし。

 かく言う自分も、去年のフジテレビの買収騒ぎの時まではホリエモンのファンだったんだよね。世の中の理不尽を見抜く慧眼と、それを打破しようと本当に動きだしちゃう勇気と行動力。実際すごい奴だよ。

 で、ホリエモンのことを研究しようと、いろいろ本を読んだりネットで調べ始めたんだけど、ホリエモンのことを理解しようとすると、結局、ファイナンス・リテラシーがないと理解できない。というわけでホリエモンのおかげで財務とか金融の勉強をしてみたんだけど、勉強すればするほど、逆にホリエモン流の錬金術のカラクリが見えてきて、「この会社って本当に最低だな!」と正反対のイメージをもつようになった。ホリエモンの自信に満ちた「言葉」と、実際にやっている「行動」とのギャップに嫌悪感がわいてきた。

 一番のインパクトを受けたのは、公認会計士の山根治さんの超労作のこのBLOG(ホリエモンの錬金術)を読んだときだった。自分はたぶん半分も理解できてないけど、ものすごく説得力があり、こりゃホリエモンも長くないな、と思った。

今読み返すと、印象的なのがこの言葉。

いずれにせよ、ほどなくホリエモン・マジックは崩壊をはじめ、マネーゲームのから騒ぎは終結に向かうことでしょう。 ホリエモン率いるライブドアという欲ボケ魔王は、アラジンの魔法のランプの中に帰っていくのです。


 

 

【追記】
ここのブログにも面白いことが書かれていた。
財務アナリストの雑感

あと
Grande’s Journal
板倉雄一郎事務所
大西宏のマーケティング・エッセンス

All About 新規参入組に落選したライブドアの「企業体質」

さらに、この人まで
奢れる者の摘発 最初はホリエモンから

実は、私が予言した「奢れる者の摘発」はこれで終わらない。
次が誰であるかは、本人が一番よくわかっているのではないか。
勝てば勝つほど謙虚でなければ、その末路は悲惨であることを彼らに言ってやりたかったが、叶わぬままその日を迎えることになるだろう。

 これ、「次」っていうのはあの人しかいないでしょう。いつも一緒に行動してたもんな。

地検の奇襲成功で電子メールからなにからパソコンの中身全部押収されちゃったわけで・・・

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August 15, 2005

総選挙ブログに参戦!

みなさんお久しぶりです。
2カ月以上も更新をさぼってましたが、総選挙を前にブログ界もかなりアツくなっているようなので、自分もお祭りに参加したいと思います。
投票日までの一カ月は選挙取材でかなり忙しくなりそうですが、有権者と候補者の間で駆けずり回ってる立場から何か発言できればと思います。
選挙はまさにお祭りというか「人の生き死にを決める戦争」なんで、各陣営のスタッフはもちろん取材する側にとってもかなりテンションの上がるオモロイ仕事なんですよね。もちろん人にもよりますが。
相当サボってたんで読者のみなさんが戻ってきてくれるか心配ですが、ご愛読の程お願いします。

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May 27, 2005

談合と寄生虫ども

公取は強制権をもたないから、談合を調査してもほとんどは行政処分止まりなのに、今回の橋梁談合ほどのデカい案件を刑事告発まで持ち込んだというのは、すばらしい大手柄だと思う。一納税者として拍手喝采を送りたい。

ただ摘発された企業にしてみれば「運が悪かった」と思いこそすれ、罪悪感なんてほとんど感じてないだろう。公共事業で談合が21世紀のこの時代も当 たり前に行われているのは、市役所や県庁に足を運んで入札結果のファイル(誰でも閲覧可能)を開けば一目瞭然だ。自分も最初某県の入札結果ファイルを見た 時はびっくりしたね。「なんじゃこりゃ!全部談合やんけ」って。今はネット上でも入札結果を公開している自治体も多いので、ぜひ読者のみなさんも自分の 住んでいる所を納税者の厳しい視点でチェックしてみて下さい。

談合を見分けるポイントはいくつかある。

まず、落札価格が予定価格(役所が定めた入札が成立する上限価格)スレスレの金額であること。落札価格÷予定価格を落札率と呼ぶのだが、これがだいたい平均で95%位ある。98%とか100%とかほとんどピッタンコのも珍しくない。

さらに「1位不動の法則」が貫かれている。
1回目の入札で、どの業者の落札価格も予定価格より高かった場合は、入札をやり直すのだが、2回、3回と繰り返しても最低の札を入れる業者は常に一定なのだ!対照的に2位以下の業者の順位が目まぐるしく変動するのに、1位だけは変わらないというのは不自然そのもの。

もう一点。ほとんどの入札が予定価格スレスレなのに対し、ごくたまに落札率が60%台とか異常なダンピング価格がひょこっと出現する。これが業界内で「タタキ」と呼ばれる現象で、つまり談合が成立せず、本当に競争原理が働いた場合にそういう安い落札額が現れる。

近 年は公共工事が減っているので、タタキが増えているようだ。自治体によってはあんまり安い落札額で手抜き工事をされては困るので、最低落札価格を 設定しているところもあるが、参加業者がみんな最低落札価格を入れて、入札ならぬ単なる「くじ引き合戦」になってるところもあるようだ。

以上が状況証拠からみる談合の見分け方なのだが、実は建設会社に直接取材に行っても、意外なことに「談合なんて当たり前」と率直に語ってくれる社長も少なくない。さすがに個別案件に関しては口は堅いが、一般論としてはあっけらかんと話してくれたりする。

そういう場合は続いて「談合がいかに必要か」についての説明を延々と聞かされる。
「業界内で共存共栄するための知恵」だとか「安い価格では手抜き工事せざるを得なくなり安全上必要だ」とか「予定価格より下なんだから文句言われる筋合いはない」とか。

中小の土建屋の社長の方々って、まさに一国一城の主という感じで、海千山千の業界内をサバイヴするためのバイタリティーにあふれていて、悪いこともやりまくってるような人相をしているんだけど、人間的には魅力的だったりする。

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April 14, 2005

目を皿にして新聞読んでる?

(ガ島通信さんのとこに寄せたコメントの使い回しベースで恐縮ですが)

ガ島通信さんが「新聞ヨ(4)ン(6)でる??」というエントリーで、
世間で実際、新聞はどれだけ読まれているの?
っていう問いかけをしている。
新聞を「とっているのと、読んでいるのとは違う」という指摘は重要だと思う。

自分は仕事上、自宅で何紙か取ってるけど、この仕事をやっていなかったら多分1紙も取らないと思う。新聞って朝刊なら30ページ位に何百もの記事が載ってるけど、目を通す記事は、(自分の担当に直接関係するものを除けば)10もないと思う。中には隅から隅まで新聞を読む人もいるのだろうが、そういう人は少数派だろう。つまり我々記者が一生懸命記事を書いても、ほとんどが読者に読まれないままチリ紙交換に出されてしまう。

前のエントリーでも同じことを書いたけど、老若男女すべてを「お客さま」と想定した紙面づくりをしているから、逆に「誰にとっても中途半端」な情報しか載っていない。
だいたい新聞というアナログなメディアでは、視聴率のような、自分の書いた記事が実際にどれだけ読まれたかを客観的に測定するすべがない。正確なニーズを図れないから、有効なマーケティング戦略をたてようもない。

同じアナログメディアでもマンガ雑誌なんかは、読者アンケートの人気結果を基に、かなり露骨な競争原理を編集にもちこんでいて、少年ジャンプなんかは本当に「勝ち組」しか生き残れないほど競争が激しいという(自分が子供のころの話なので、今もそうなのか知らないが)。

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April 08, 2005

詐欺的トリックにだまされるな

clip_image002日本政府の意思決定システムはどうしてこうも腐っているのか。

神保さんのブログが指摘していたことだが、官僚の詐欺的なトリックによって、BSE対策の方向性が、専門家(食品安全委員会内のプリオン専門調査会)の指摘とは全く正反対にねじ曲げられようとしている。

ごく簡単に言えば、調査会は「全頭検査は続けるべきだ」と総体的に言っているのに、官僚は「そんなことはあんた達に聞いてない」ということで自分たちに都合のいい結論(「20ヶ月以下の牛は検査対象から外しても問題ない」)を抜き出し、それを実行に移そうとしている。

BSEの専門的な話はよく分からないが、問題なのはあいまいかつ無責任な意思決定システムのあり方だ。

まずは相も変わらぬ外圧に弱い姿勢。
ブッシュから小泉首相に直接電話がかかってきたり、怖い顔のライス国務長官が来日して「輸入を再開せよ」とニラまれた途端に輸入再開方向に舵を切り始めた。

政府はこれまでずっと「科学的知見に基づいて判断する」と、食品安全委員会の意見を尊重する姿勢を見せながら、実際には上記のような欺瞞を用い、科学者の良心を無視しようとしている。

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March 25, 2005

壮大な絵が隠されている?

コメントをいただいた方からの指摘で知ったが、二階堂ドットコムは、2月20日の時点で、フジサンケイグループとライブドア間の騒動に関して、裏で糸を引いているのはソフトバンク・インベストメント(SBI)の北尾吉孝CEOだと指摘していたという。

それよりも、「堀江のような30そこそこの小僧が全部の絵をかけるわけがない。必ず裏がある」というわけで、ありとあらゆる情報筋に接触し、背景を中心に探っていた。
 リーマンブラザーズに話を付け、大島と組ませたのは誰か。ズバリ言おう。ソフトバンクの北尾吉孝取締役である

とんでもなく面白いことになってきた。今まで報道されていない壮大な構想が裏に隠されているのかも知れない。
そもそもの話の発端である、リーマンと堀江氏の間を取り持ったのが、北尾氏だったという!
ライブドアとSBIは最初からグルで出来レースだったのか?
それとも堀江社長はソフトバンクグループの手のひらで踊らされていただけなのか?
月曜のホリエモンと北尾CEOの会談でどのようなオチが用意されているのか、非常に興味深くなってきた。

さらに、真偽のほどは定かではないが、ヤフーの掲示板から二階堂ドットコムに貼ったリンクが、ことごとく無断で削除される状態が続いていたという。
ソフトバンクグループが、自社の思惑を事前に漏えいされることを怖れ、管理人(ヤフー)の裁量で勝手に削除していたのか。
もし本当ならば、ヤフーというニューメディアに対する信頼が著しく失墜するだろう。
判例によれば、どんな情報を削除するかは管理人の裁量次第らしいが、多くの人がインターネットの入り口と考え、利用しているヤフーが検閲を行っていたとなれば、ブランド失墜は免れない。

あるいは「そんなの常識だよ」ということで、各人がメディアリテラシーを磨くしかないということなのか・・・

(追記)
今更新された二階堂ドットコムを見ると、フジテレビから追放された鹿内氏の子息と、北尾氏がかねてから頻繁に接触しているという。ホリエモンを追い出した矢先、日枝氏らがクーデターで追い出した鹿内家が「大政奉還」でフジテレビに復帰するとしたら・・・フジテレビにとってこれ以上の悪夢はないだろう。
さすがにこれはうがちすぎな見方の気もするが。。

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