November 02, 2006

日本人に中東情勢が絶望的に理解できない理由

これ圧巻。中東5000年の血で血を洗う歴史を90秒のフラッシュでみられる。(POLAR BEAR BLOGさん経由

島国の日本人には、この歴史の重みは感覚的に死んでも理解できないんだろう。

佐々木さんがソフトバンクの例え話に挙げていたモンゴル帝国の版図の大きさもこうして改めてみると特にすごい。

以前に旅行でいった中東の景色を見て思ったのは、当たり前だけど日本と違って、国境を画する海もなければ、行く手や視界を遮る山林もない。一面だだっ広い砂漠や平原が延々と地平線の向こうまで続く。都市に城壁を築く以外には自分たちの集落や国を防ぐなんの地理的防壁がない。こういう景色の中を、東からは馬にまたがったモンゴルやトルコの騎馬隊が、西からは十字軍やエジプト人が入れ代わり立ち代わり攻めてくる。この地域の人々には、身を隠すところのない広場にいるネズミみたいな不安と恐怖感が常にあるのだろう。

現代においても、エルサレムの問題を解決することは、絶望的に不可能に近い。どんな偉大な政治家がでてきても無理。現実的な利害打算によって対立している問題なら、政治的に妥協の余地を見出せる。だけど、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のそれぞれにとって聖地であり、「神が自分たちに与え給うた土地」だと信じちゃってるんだから。神の言葉は絶対であり、世俗の政治家による、あらゆる妥協は神への裏切りを意味する。信仰が世俗のあらゆる法律や国際ルールや政治力を超越するプラットフォームである以上、政治的な解決はどうやっても考えつかない。

この中東問題の複雑さに比べれば、北朝鮮の問題なんて、なんてことはない。
現人神であるショーグンさまは、暗殺なんかしなくたって放っておいももうじき糖尿病で死ぬんだろうから(笑)

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October 13, 2006

「腐海」化した北朝鮮の最終処理に入った

北朝鮮の崩壊カウントダウンは確実に進んでいるようだ。

ことここにいたって「核放棄させて国際社会に復帰させる」とか「六カ国協議の再開を」とかいう評論はトンチンカンもはなはだしい。キ●ガイが刃物を持った北朝鮮にビビって、「戦争が始まる」とか、「日本も核保有せよ」とか危機感をあおっているのは一部右翼であって、虚像におびえずに冷静に北朝鮮の現状をみる必要がある。

前回も書いたように、北朝鮮という国家は「お前はすでに死んでいる」状態にある。ではなぜ生き延びているかと言えば、日本やアメリカが兵糧攻めにする一方で、中国と韓国が鼻チューブでミルク補給(経済支援)をしてきたからだ。

だから特に中国が原油や食料の供給を止めたその瞬間に、北朝鮮は崩壊する。北朝鮮の命脈は完全に中国が握っている。北朝鮮は周辺諸国の都合によって無理やり延命させられている瀕死の患者にすぎない。

怖い顔のライスさんが東アジア諸国を回りにきたのは、今さら北朝鮮に核を放棄させるための相談にきたのではなく、いかに北朝鮮を安楽死させ、その後の処理をどうするかということこそが主題のはずだ。もちろん表向きはそんなことはおくびにも出さないだろうが。

ではなぜ今まで北朝鮮は延命させられてきたのか?

ハードランディング(戦争)を避けたいというのももちろんあるけど、より面倒なのはその先だ。テレビゲームであれば、悪役の金正日を倒せば、ゲームクリアでめでたしとなるだろうが、現実の世界はもっと複雑だ。金正日がいなくなった世界が今よりもすばらしくなるとは限らない。

北朝鮮がもっている最大の抑止力は、よく言われるような核兵器ではなく、北朝鮮という国家自体がナウシカの「腐海」みたい存在だからだ。金正日体制が続くのは迷惑だが、腐海のトビラが開いて、紫色の胞子が周りに拡散して、自分も被害を受ける方がもっと恐ろしい。

中国には大量の難民が押し寄せるだろうし、なにより、緩衝地帯だった北朝鮮がいなくなれば、地球上に残った数少ない社会主義国である中国の共産党政府は、アメリカと直接対峙することになる。韓国にとっては、東ドイツ以上に荒廃した半島の半分と、そこの洗脳信者達を立ち直らせるための経済的、社会的なコストは莫大なものになる。日本にとっても、中国とアメリカという超大国に挟まれ、反日で団結した統一朝鮮半島が現れる世界は、今よりも望ましいだろうか。

また北朝鮮の後処理でだれが主導権を握ることになるのか?中国?アメリカ?第二次大戦で日本とドイツを打ち負かした瞬間に、鉄のカーテンが降りて冷戦が始まったように、また新しい紛争の火種は生まれる恐れはないのか。

つまり、金正日亡き後の東アジアが、今より安定するとは限らない。 だから北朝鮮国内で無辜な人民が数百万人も餓死していようとも、北朝鮮国内の害悪は北朝鮮国内だけに封じ込められている現状の維持が一番いいと周辺諸国は本音ベースでは思ってきた。

だけどそれは「事態の先送り」にすぎない。日本の不良債権問題と一緒で、塩漬けにしておいても状況は好転するどころか、むしろ傷みがはげしくなるだけだ。

今後の流れを見極めるためのポイントは、中国の出方につきる。中国がもし本気で国連の制裁決議を守れば、北朝鮮は崩壊してしまう。胡錦濤がそのボタンを押す勇気があるかどうか。勇気と言うよりも計算と言った方が正しいか。国際社会はその一点をみつめている。

さらにさらにナウシカをなぞって、もっと話を飛躍させれば、社会主義国が消滅して、65億人がむき出しの欲望を追求する今の世界がいつまで存続可能なのだろうか?やっぱり地球のためにも、「火の七日間戦争」が起きて、腐海に一度覆われた方がいいのかも!?

(highly inspired by  「溜池通信」 必読! 全文引用したいほど鋭い示唆に富んでます)

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October 11, 2006

問題は核じゃない。経済だ、愚か者!

表題はもちろん、クリントンが選挙スローガンに使った「It's the economy,stupid」より

北朝鮮の核実験について押さえておくべき一番のポイントは、本当に核だったのかどうかとか、国連憲章7章がどうとか六カ国協議とかテクニカルな話よりも、兵糧攻めによって北朝鮮が経済的に陥落寸前であることがあぶり出されたことだ。

北朝鮮がどうやって食べている国かと言えば、主な輸出品がミサイル、シャブ、ウルトラダラー(偽ドル)、偽タバコ、偽バイアグラ、それに在日支援者からのパチンコの不正送金という、とても近代国家とは思えないアウトローぶりである。

表向きには、

2003年の北朝鮮の貿易額は、輸入が19億400万ドル、輸出が12億1200万ドル。主な輸出品は海産物を中心にした動物製品で全体の37%を占める。このほか、繊維製品(同17.1%)、機械・電機製品(同12.9%)と続く。

具体的に日本への輸出品としては

あさり(40億円)、衣類(28億円)、松茸(8億円)である。

とのことだが、驚くなかれ、こうした公の統計には出ない裏稼業による収入は、麻薬や偽タバコなどを合わせて年10億ドル(1200億円)もあり(「北朝鮮クライシス」より)、パチンコの不正送金にいたっては年間2000億円!にものぼるという。

イランやイラクで忙しいアメリカは、北朝鮮に武力行使する余裕も意思もなく、代わりに採っている戦法が「兵糧攻め」であり、上記の資金還流を徹底的に遮断しており、これがテキメンに効いているのだ。かつて日本が太平洋戦争に暴発する直接の引き金となった、「ABCD包囲網」と同じ様に・・・

例えば、アメリカは北朝鮮のマネーロンダリングの温床であったマカオの銀行口座を凍結したが、その口座には「北朝鮮の国家予算の約2割」(北朝鮮クライシスより)が眠っていたという。

わが日本政府も、かつてのタブーがうそのように、北朝鮮関係のヒト、モノ、カネを徹底的に遮断している。例えば、北朝鮮からシャブを密輸している在日系暴力団を島根県沖で摘発したり、福島県知事ルートで騒がれているが、北朝鮮へのミツグ君でもあった水谷建設を摘発したり、脱税したパチンコマネーを現ナマで運んでいた万景峰号の入港禁止したりと。

日本政府が昨日発表した、北朝鮮からの輸入の全面禁止や、北朝鮮籍船舶の入港禁止、北朝鮮籍を持つ人の入国禁止は、こうした流れの極めつけであり、ヒトモノカネの日本からの直接の流れは完全に遮断されることになる。

また北朝鮮にとって、こうした違法ビジネスと並んで重要な収入源が、カツアゲだ。つまり核保有やミサイル発射で国際社会をどう喝して、人道支援などの見返りを引き出す。これがまた過去に何度も成功体験があるので、いつまでも繰り返してしまう。

北朝鮮の経済は、カタギになろうにもなれないヤクザと一緒で、違法ビジネスによる収入が断たれたからといって、更生して外貨を稼ごうにもまともな産業がない。このまま座して死を待つよりは、抜いちゃったらお終いの「最後のカード」である核実験に踏み切って、もう一度カツアゲしてやるか、というのが、今回の騒動の実態じゃないか。だからこそ、「これ以上の経済制裁は、宣戦布告とみなす」とか過剰反応してくる。

「アメリカの攻撃からの抑止力」、というのは一面正しくとも、真の理由ではないだろう。抑止力というのは、いわば「ハリネズミ戦法」だが、北朝鮮が今一番困っているのは、外部からの脅威じゃなくて、経済の崩壊という内部要因だ。これ以上防御を厚くしたところで、「引きこもり生活」を維持できないのだから、カツアゲに走るしかないのだ。

他方、アメリカが軍事制裁に踏み切らないのも、イランイラクに手いっぱいということよりも、北朝鮮なんてこのまま放っておけば自壊するから必要がないと考えているからだろう。(核がテロリストに渡ったり、自国まで届く核弾頭ミサイルが開発されない限りは)

個人的な印象としては、北朝鮮も誕生から60年もよく長続きしてきたものだが、今度こそ完全に崩壊のカウントダウンに入ったと思う。核を持とうと持つまいが、既に崩壊した共産主義国家と同様、経済がダメになれば根腐れするように、体制は崩れ落ちるだろう。

ポイントは、これまで北朝鮮に援助してきたが、今回の件でさすがに愛想を尽かしつつある中国や韓国が、本当に援助を打ち切るか。打ち切れば崩壊の直接の引き金となるだけに、両国にそれをやる覚悟があるかどうか。

そして、ABCD包囲網が日本の暴発を招いた二の舞いとならないよう、いかにソフトランディングさせるか。そして半島統一後に現れる新しい世界に、日本がいかに適応していくかを今から本気で考えとかないと。

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April 10, 2006

平らになりつつある世界で

ワールドビジネスサテライトの梅田さんの話を聞いて、「世界が平らになりつつある」という話を思い出した。以前にアマゾンのMechanical Turkのことを書いたときにも触れたトマス・フリードマンのインタビュー記事がかなり強烈に印象に残っていて、あらためてその記事を以下に翻訳してみた。

このジャーナリストの名前に聞き覚えがなくても、「マクドナルドのある国同士は戦争をしない」という定理を発見した「レクサスとオリーブの木」の著者と言えば思い出す人もいるかも知れない。

彼の説が斬新なのは、WEBの進化から経済のグローバル化、アルカイダから政治的な世界情勢までを「ネットワーク化」という視点で体系的に捉えようとしている点で、すごく魅力的で面白い論考だと思う。原書の「The World Is Flat」はアメリカでかなり話題を呼んで、ベストセラーにもなったらしい。

勝ち組とか負け組とか「格差社会」の話題がブログでも最近さかんだけど、国内の視点だけで考えようとすると、問題を矮小化してしまうだろう。フリードマンがアメリカ社会に鳴らしている警鐘は、そのまま日本にも当てはまる。「アメリカ型経済が是か非か」なんて議論も的はずれ。望もうと望むまいと、フランスの若者が暴れようと、知らぬ間に世界は平らになってしまった。かつては食にさえ飢えていたインド人や中国人がおなじ土俵上で"starving for our jobs"われわれ先進国のパイを奪おうと口を開けているのだから。

ヒルズ族も、時給800円のフリーターも、世界的に見れば「勝ち組」なわけで、小泉ソーリに「負け組を救え!」なんて叫んでみたところで、振り返れば中国人らが必死で我々を一等室から引きずり降ろそうとしているのだ。


----------以下翻訳---------

インタビュアー:世界が平らになったとはどういう意味か

フリードマン:インドでInfosys社のナンダン・ニレカニ氏にインタビューしていた時、彼にこう言われた。「トム、競争の場はどんどん平らになりつつあるんだよ」。インド人や中国人はかつてないほど仕事の上で競争力をつけつつあるのに、アメリカ人は備えができていない。私はそのフレーズをなんども噛みしめた。「競争の場はどんどん平らになりつつある」。えらいこった、世界は平らになりつつある!技術面や政治面での条件がそろい、グローバルな競争の場がウェブの力を借りて登場した。地理や距離、言語すら飛び越えて、あらゆるコラボレーションが可能になった。

Q:オープンソースのようなものの登場によりグローバリゼーションが拡張されてきたと?

A:これはグローバリゼーション3.0です。グローバリゼーション1.0は(コロンブスが新大陸を発見した)1492年に始まり、世界の大きさはラージからミディアムに変わった。グローバリゼーション2.0の時代になると、多国籍企業が活躍しだし、世界のサイズはミディアムからスモールになった。そして2000年ごろから始まったグローバリゼーション3.0では、世界はスモールからタイニー(さらに小さく)になった。インターネットにより遠距離電話がぐっと安くなったが、リヤドを歩きながらPDAを使い、グーグルをいつでも使えるようになった変化はさらに大きい。

Q:それは、ネットスケープのIPOが世界を平らにした10の要因の一つであることと関連がある?

A:理由は3つあって、ネットスケープのブラウザーはインターネットに活力を与えた。ブラウザーの登場で子供からお年寄りまでネットを使うようになった。2番目にネットスケープは、オープンなトランスミッションプロトコルを商用化することで、どこかの会社がネットを支配することを不可能にした。三番目に同社はドットコムブームとドットコムバブルを生み出し、光ファイバーへの過大投資ももたらした。

Q:通信手段がテロリズムにも力を与えたと?9・11との関係は?

A:世界が平らになりつつあることこそ重要で、そのこと抜きに9・11は理解できない。

Q:この本はおそらく、外交問題の評論家が初めてサプライチェーンの重要性に触れた本だと思うが

A:笑

Q:なぜサプライチェーンはそれほど重要?

A:世界を平らにする重要な要因だからです。UPSを例にとると、彼らは通関事務所を世界中につくりあげ、あなたが配達物をUPSの店にもっていくと、UPSのハブに集約され、各地に配送されるサプライチェーンのアルゴリズムを作り上げた。そのシステムではあらゆるムダが取り除かれている。核の危機が迫った2002年にインドでWiproのヴィヴェック・ポールにインタビューに行ったのだが、その直前に彼がアメリカの重要な顧客から受け取ったメールには「我々はあなたに代わる取引先を探しているが、本当は探したくないし、あなた方もそうされたくないだろう。だからなんとかしてくれ!」と書かれていたという。それを聞いて私はインドのグローバルサプライチェーンにおける役割がインドのビジネス界に与えている影響を感じ取った。それはニューデリーにも波及していた。

Q:あなたは以前にマクドナルドのある国同士に紛争は起こらないという説を唱えたが、今ではデルにも同じ理論があてはまると?

A:そう。デルのような会社のサプライチェーンに組み込まれている国同士は決して争わない。ほかの国のだれかが倉庫や人材資源や会計を管理している間は。それはお互いに同じベッドの中にいるようなもので、お互いの行動に影響を与える。

Q:世界が巨大なサプライチェーンになったと。そうなれば誰もそれを壊したくないと。

A:その通り。

Q:しかし、サプライチェーンはアルカイダの役にも立っている?

A:アルカイダとは、サプライチェーンの突然変異にほかならない。彼らはウォルマートやデルとは異なるプラットフォームで機能している。アルカイダとは何かと言えば、グローバルなサプライチェーンからは切り離された、宗教的で政治的かつオープンソースなムーブメントだ。アメリカがイラクで困難に直面しているのもまさにそのためだ。われわれは自爆のサプライチェーンに悩まされている。1人の爆弾テロがバクダッドに向かえば、別の人間が翌日にはリヤドで製造される。まるでウォルマートで一つのおもちゃが売れると翌日には上海でもう一個つくられるように。

Q:この本はイラクや中国にはかなり楽観的だが、こうした地域ではなにが起きている?

A:次のバイオサイエンスにおけるブレークスルーは、エジプトの人ゲノムをダウンロードする15歳の少年が起こすんじゃないかと思っている。ビルゲイツはいいことを言っていて、「20年前にニューヨーク郊外におけるBクラスの生徒になるのと、上海の天才になるのとではどっちがいいかと言えば、たいていの人は前者を選ぶだろう?では20年後は?」

Q:それは当然
A:上海の天才だろう。なぜならその才能を今では世界のどこにでも輸出できるのだから。

Q:上海の子供の未来は明るくても、アメリカの子供はそうでない?

A:私はこの国のことを愛しているが、本当に心配だ。アメリカは最高の国だと思うが、あまりにsauce(?)に気をかけていなさすぎる。われわれは「静かな危機」にあるのだと思う。フラットな世界に対して本気で取り組まないと、このままでは子供達は激しい競争に直面し、将来は大変な社会になるだろう。

Q:アメリカ人は高給取りであることに慣れすぎて、それを当たり前に思っているが故に今後はそのことで苦しむだろうと?

A:誰かも言っていたが、現状の待遇が当たり前だという感覚は捨てなければならない。

(略)

Q:どのような方策をとるべき?

A:今のように、このような事態に対処し、最悪の状況を避けるための方策をだれも語ろうとしないのは恐ろしいことだ。我々がかつて共産主義と対峙した時と同じくらい、真剣に集中的に取り組む必要がある。これが今日の重大な課題なのだから。

Q:アメリカの子供達にアドバイスをするとすれば?

A:私が子供の時、親から「ご飯を全部食べなさい。インド人や中国人は飢えているんだよ」と言われたが、私は今、娘にこう言っている。「宿題をやりなさい。でないとインド人や中国人に仕事を奪われてしまうよ」

Q:もし少年時代のあなたが2005年にトランスポートしてきたとしたら何に一番驚くと思う?

A:PGA.comでお気に入りのゴルファーのスコアがリアルタイムで見られることかな。

【世界を平らにする10の要因】
1、ベルリンの壁の崩壊
  1989年 世界のバランスを民主主義と資本主義に傾けた
2、ネットスケープのIPO
  1995年 光ケーブルに巨額の投資が行われた
3、ワークフローソフトウェア
  PayPalやVPNなどのアプリケーションが広範囲な労働者との連携を可能にした。
4、オープンソース
  リナックスのような自己組織的コミュニティーを生み出し、協業革命をもたらした。
5、アウトソーシング
  ビジネスをインドに外注することで、コスト削減と同時に途上国経済を救った。
6、オフショアリング
  委託製造が中国の経済的地位を高めた
7、サプライチェーン
  サプライヤや小売業者、顧客のネットワークを強め、ビジネスの効率を高めた。ウォルマートのように。
8、インソーシング
  UPSやFedExのような巨大な物流業者が顧客のサプライチェーンを支配し、ママパパストアさえグローバルな展開が可能に。
9、情報力
  グーグルのようなサーチエンジンが個人の知のサプライチェーンを可能にした
10、ワイヤレス
  ステロイドのように協業を強化し、モバイル化、パーソナル化した。  

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【参考】

"The World Is Flat"が示す、世界フラット化の要因

分裂勘違い君劇場 - 西暦2026年の日本

My Life Between Silicon Valley and Japan - Thomas Friedmanインタビュー

この先10年で、働くことの意味がきっと大きく変化する

    
    

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